ソウルフラワートレインの最近のブログ記事

2015.7.19日,20月・祝

◯岡山一日目

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満員だというので会場の「スペースやっち」の前で『キッチンドライブ』の上映が終わるまで待機してたら、知らぬ間に近所のおばちゃんが隣に立ってた。『なんや面白そうな音やなぁ』としばし二人で映画を聴く。岡山旅情。この日はやっちに教え子のおおき(旧姓)なこさんが会いに来てくれた!新婚さん。幸せそうで良かった!


◯岡山二日目

専門学校同期の岸本景子監督と脚本の堤さんが来てくださって岸本さんの新作の話とか深夜まで色々話した。今はちょー良い人だけど、学生時代の岸本さんは18才の目付きがパンクな怖いもの知らずの女王様だった(笑)うちの学校のエッジの効いた女子は破壊的な人多いのよ。


岡山の方は明日から月曜・祝日まで
拙作『ソウルフラワートレイン』『キッチンドライブ』の上映に是非お越しください!
肩肘張らない、でもユニークな作品として楽しんで頂けると思います。 
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http://rojitokurashi.com/yatch/schedule.html

東京と大阪は立ち見満席もあり、
沢山の方から良い感想を頂き、
大きな自信になりました!
ほんまに感謝です!





新人監督賞も頂きました!

映画『ソウルフラワートレイン』に寄せられたコメント

 50音順】

相田冬二さん、朝倉紀行さん、阿部嘉昭さん、天野千尋さん、石橋義正さん、今泉力哉さん、ヴィンセント秋山さん、大寺眞輔さん、梶研吾さん、金井純一さん、香山リカさん、小林政広さん、佐々木敦さん、篠原哲雄さん、水藤友基さん、鈴木卓爾さん(NEW)、手塚るみ子さん、花房観音さん、羽生生純さん、濱口竜介さん、林海象さん、ファーストサマーウイカさん、益山貴司さん、松江哲明さん、三宅唱さん(NEW)、渡辺一志さん、わたやなべりんたろうさん

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●相田冬二さん(ライター)

西尾孔志監督の「ソウル・フラワー・トレイン」は傑作である。かなしみと、よろこびの配分が絶妙で、フィクションとリアルの相互乗り入れに、きらめく祈りがある。往年のプログラムピクチャーの善き定型を軸に据えながらも、人生におけるあらゆる選択に「YES」という肯定を与えてゆくさまに、颯爽果敢な現代性が波打っている。万歳!

 

●朝倉紀行さん(作曲家)

久々に泣けました、素晴らしい!!

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●阿部嘉昭さん(評論家)

どこへもってゆかれるかわからない流れのなかで次第に父娘が、大阪がゆっくり息づいてくる。映画そのものが魂を盛ってはしる花電車だ。いわないことと、いわないが知っていたこと。それらが心ときめく空間と時間をつくりだす。


天野千尋さん(映画監督)

あの大阪を訪れたときに感じるムゥンと濃い空気!

人の距離や、熱量や、視線や、言葉にし難い大阪の匂いがスクリーンを通してもジワリ伝わってくる。
これは大阪の髄を知る人にしか作れない、正しい人情映画だと思う。


●石橋義正さん(映像作家)

映画への愛、大阪への愛、人間への愛が溢れ出している。大切にしたい作品


●今泉力哉さん(映画監督)

映画の中でさまざまな映画について触れる時、どうしても敷居の高さというか、『あーそうですか、あなたは映画お詳しいのね』と監督に言いたくなるんだが、西尾監督、そして素晴らしい俳優、平田満がいくら映画を引用しても、嫌味がないどころか、素直に、得も言われぬ感動が押し寄せてくる。最初から最後まで一貫して流れている、ふわふわ感、暖かみ。大傑作とかじゃないんだけど、あぁ、必要な映画だなぁ、と思った。優しいひとなんだろな、西尾さんは。一年間だけ住んでいた大阪に、新世界に、くしあげ屋に、スマートボール屋に、将棋の店に、あの近すぎてうざったい人々に、会いに行きたくなった。

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●ヴィンセント秋山さん(ライター)

映画とかを観ていて、 「ああ、もー、そんな余計なことをするから、ろくでもないことが起きるのに...」ってドヨーンとする場合がある。  それはだいたい、世の道理でもあるけれど。 知らなくてもいいこと、知っちゃったり、 見なくてもいいこと、見ちゃったり。 そしてジワジワと危うい方向に進み、やがて救いのない結末にミシミシと飲み込まれる...そんな「映画」。まあ、そんな映画も有りっちゃ有りなんだけど。  でもこの「映画」は違った。 お父さんが、娘に会いに行く話だ。 ジリジリするし、心も痛くなる。 実際に娘のいる身としては... 父親としては... 観てられない。 でも...... それだけじゃなかったから、ホント、素晴らしい。  危うくて、心苦しくて、そして美しく、気持ちのいい映画でした。 ......ソウルフラワートレイン。


●大寺眞輔さん(映画評論家

面白い!ベタベタな人情劇を一切ベタさのない古典的な意味で洗練された見事な演出ぶりで見せる、だからある意味で今の日本映画とは対極的な位置にある本当に楽しく面白い映画!『ソウル・フラワー・トレイン』こと『喜劇・浪速の花電車』。フラッと入った映画館でこんなの見れたら1日最高の気分になれますね!  

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●梶研吾さん(映画監督/漫画原作者)

そもそも。ハートフルとか。ハートウォーミングとか。そういう言葉は好きじゃない。『ソウル・フラワー・トレイン』。

おお!これこそが!ハートフルなんかじゃない。ソウルフルなキャラクター達が。キラキラと光り輝く。女優陣の輝きを見よ。平田満さんの輝きを見よ。

派手さはなくとも。きらめくような邦画らしい邦画が。ここにもまだあったのだ。


●金井純一さん(映画監督)

魅力的なキャラクター、奏でる演技のアンサンブル、スクリーンで見れて最高でした!

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●香山リカさん(精神科医)

濃い。暑苦しい。人生あふれすぎ。でも、「すばらしい!」とやみくもに叫びたくなる。

 

●小林政広さん(映画監督)

一体この低い目線は何なのだろう? 大分から大阪へと娘を訪ねてきた父親が、船中で娘と歳の近い女の子と出会い短い旅が始まる。

娘との再会。そしてストリップティーズと花電車。節度ある描写が生きている。細心に繊細に大らかさを謳う! こんな映画を待ってました!しかし、関西弁て、ええなあと、初めて思った。これは、『喜劇 東京の田舎っぺ』ならぬ、2013年版「喜劇 大阪の田舎っぺ」だ!

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●佐々木敦さん(批評家)

大好きなロビン西の名作マンガが、これほどチャーミングに映画化されるとは!

大阪というリアルソウルシティを舞台とする、せつなくも微笑ましい人情ファンタジー。

平田満の名演はもちろんだが、金髪→黒髪と変身する真凛の魅力に心底ノックアウトされた。

逞しさとおおらかさの背後に脆さと繊細さを隠した、コケティッシュ極まりない彼女の表情は、そのまま大阪の表情でもある。

こんな愛すべき街と人々の映画を引っさげての西尾孔志監督の帰還を、心から祝福したい。


●篠原哲雄さん(映画監督

大阪ならではのぶっ飛んだユーモア。お調子者の暗躍。見栄っ張りとうらはらな小心。

情にほだされない、あっと驚く「おひかえなすって」。こんな大阪を観てみたかった!

平田満さんの底力に感服。女優たちの意気込みに拍手。


水藤友基さん映画監督、CO2第5回助成監督)

開始一分でいい映画だと思ったらそのとおりだった。

真凛という女優さんが、輝きまくっていた。

西尾さんぽくない素敵すぎる映画だと思ってたけど、

いい女ばっかり出てくるのは、やっぱり西尾さんぽいのだ。


●鈴木卓爾さん(映画監督、脚本家、役者)

街の映画でした。街の深い部分を慕って描く、街へのラブレターの映画でした。
そして、女達のきりっとして美しい事。声音のすべりの軽やかな事。
平田満さんの演じる、娘に会いに都会へと出て来た日本のどこにでもいるお父さんは、寝転び見上げて顔をほころばせ、怖い夢を見て汗をかき、見知らぬおじさんについていく、
どれもこれも愛らしく、当たり前なしぐさではっとさせます。「世界お父さん映画史上」でも稀で、圧倒的な存在感でした。
夢のようなカラーで現実を映画へと染め上げ、尚も強い親密な緊張感を持続させる西尾孔志監督の映画、
これからももっともっと見たい!

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●手塚るみ子さん(プランニングプロデューサー)

娘というのは父親に隠し事をするもんだ。父親は娘に理想を追うもんだ。娘のリアリティを突きつけられ、傷つき腹立ちながらもやはり父親は娘を受け入れ励ます。そして娘はそんな父親をかけがえのない味方に思う。映画を観終わって亡き父のことを思い出した。それだけでもいい映画と言えるかもしれない。

迷惑をかけつつも実は父を誰より頼りにしている全国の娘さんは観るといいかも。そしてあらためて「お父さん、ありがとう」の想いに浸れる映画です。『ソウル・フラワー・トレイン』オススメします。

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●花房観音さん(作家)

タイトルの意図に驚愕。親ってなんてめんどくさくて恥ずかしい存在なんだろうと思うけれど、大阪の下町の光景と共に、それはとても懐かしく、まさに「ソウル」な感情を湧き起こしてくれた。大阪のあのへんのどうしようもなさと、親という存在のどうしようもなさに懐かしさを覚えてしまうのは、私が、いや、人はやはりどうしようもない阿呆なもんやということなのか。主演の平田満さんが、とても素敵でした。

「ソウル・フラワー・トレイン」というタイトルに惹かれて、ゆるふわ乙女たちが映画館に足を運び、知らない世界を目の当たりにして驚愕するがいい。

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●羽生生純さん(漫画家)

この映画ではみんなが「世話」を焼く。旅慣れぬ父に見知らぬ男が「世話」を焼き、娘と同年代の女性が父に観光案内の「世話」を焼き、娘は父の「世話」を焼く・・・

しかし「世話」にはそれぞれの「思惑」が裏打ちされている。相手から搾り取る「思惑」、相手を思いやる「思惑」、ひと言では表せない「思惑」・・・

その「世話」が箱の中に隠された「思惑」をさらけ出してしまうこともある。

だがそれでもみんな相手のため、そして自分のために「世話」を焼く。「要らぬお世話」と思われようと、知りたくない現実を突きつけられようと。

その焼かずにいられない「世話」を人は「人情」と呼ぶ。

 

●濱口竜介さん(映画監督)

油断するのがいい。郷里から出て来た父を迎える娘、などという設定からただのホームドラマなどと思っているのがいい。

平田満演じる父親の愚鈍さを笑うのもよい。ホームドラマのひび割れから、映画が襲いかかって来るのだから。

そのとき観客は不意をつかれ、涙することになる。だから、油断するのが正しい。西尾孔志の術中にはまるのがよい。

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●林海象さん(映画監督)

ビックリした!この映画のもつ美しさ!は何処からくるの?なんで出演してる女性がすべてが美しいの?きっと監督とスタッフの<>ソウルが美しいからでしょ!映画を何故創るのか?その答えと発動が、この映画にはありますねん!


●ファーストサマーウイカさん/BiS(アイドル)

シンプルなストーリーの中で個性的な登場人物がいきいきとしていて、ほっこりする。全体はPOPでありながらも、私自身の故郷でもある大阪の情景と平田満さんの哀愁あるお芝居が合間って、ふいにこみ上げるものがありました。あたたかい素敵な作品です。


●益山貴司さん/子供鉅人(劇作家・演出家)

くしかつのソースまみれの大阪やけど

どろソースに咲く花もあるのです

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松江哲明さん(映画監督)

大阪のいい匂いがする本作は、いつか『男はつらいよ』と同時上映で見たい。たとえばトビタの名画座で。


●三宅唱さん(映画監督)

今東京で見ることができる映画の中で、もっとも充実した時間を過ごすことができる映画です。

東京大阪のみならず、大小問わず多くの街で広く長く続くようなトレイン上映になってほしい、そんな世の中であってほしい、と思います。


まずファーストカットで流れるある音色が個人的にとても好きで、できればもう一度ききたいと思っています。

それから冒頭、喧嘩した子どもをなだめる金髪女あかねのあの台詞も、はっきり覚えていますが、もう一度ききたいです。

そしてやっぱり、でてくる人物たちをまた丁寧に見たいです。ステージに上がる直前のあの子の顔、ステージに上がったあの子をみるあの人の顔、ステージうえのあの子とあの人をみる、あの子の顔。いいものをみることができました。

また、いろんな瞬間がとても美しいものとして思い出されるのですが、はて美しいだけだったろうか、もっと価値ある「汚さ」「俗っぽさ」を少し見逃してしまったのではないか、それをまたちゃんと見たいです。

とにかく、胆力がなければ撮れない映画で、さらに技術もなければ撮れない映画だと思いました。


 ●渡辺一志さん(映画監督)

マンガ版も好きだけど、映画版もすごくいいです。また大阪へふらりと行きたくなりました。

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●わたやなべりんたろうさん(監督・ライター)

森崎東監督を敬愛する西尾監督らしい人情劇。

ペーソス溢れ、市井の人を見つめる視線が優しい

8/15現在、コメントとして頂いたもののみ掲載)

 

皆様、本当にありがとうございます。

【「ソウル・フラワー・トレイン」劇場公開記念イベント!!】

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映画公開を先駆けて・・・
縁の方々を招いて一夜限りのスペシャルイベント!
「ロビン西ナイト」の開催です!!


ロビン西の魅力、頭の中、その人物の真相に迫る!?
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8月23日(金) 場所:阿佐ヶ谷ロフトA


映画「ソウル・フラワー・トレイン」上映記念イベント

『今やらいでか、ロビン西ナイト!』


http://www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta/17739

時間:OPEN 18:30 / START 19:30
料金:前売¥1,500 / 当日¥2,000(共に飲食代別)

【出演】

ロビン西(マンガ家)

寺田克也(イラストレーター)

伊藤ガビン(編集者)

湯浅政明(アニメーション監督)

ばばかよ(マンガ家)

天久聖一(マンガ家)

タナカカツキ(マンガ家)※ビデオ出演

あきやまさん(三鷹に住んでる普通のひと)

【チケット予約】
・阿佐ヶ谷ロフトA 店頭にて電話予約(TEL:03-5929-3445)
・ローソンチケット【Lコード:34232】
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チケット予約受付中ですので
是非遊びに来てくださいませ~♪

監督:西尾孔志

原作:ロビン西

出演:平田満 

   真凛 咲世子

   大和田健介 駿河太郎 大谷澪

   楠見薫 和田めぐみ 入矢麻衣 浅野彰一

主題歌:少年ナイフ「Osaka Rock Cirty

音楽:クスミヒデオ(赤犬)、DODDODOほか 

脚本:上原三由樹 西尾孔志

プロデューサー:前田和紀 巴山将来

撮影:高木風太

照明:中川のどか

美術:塩川節子

録音:松野泉

編集:上原拓治 西尾孔志

助監督:馬杉雅喜

制作:伊賀裕一

キャスティング:久保田隆久

ブルーレイ 97

企画・製作:ALEWO企画

ホームページ:http//www.soulflowertrain.com /

「ソウル・フラワー・トレイン」が
ドイツ・フランクフルトの映画祭ニッポンコネクションに
【ニッポン・ビジョン・アワード】の作品に選出されました。
http://www.nipponconnection.com/niponbizyon.html


で、
僕の代わりにプロデューサーが現地へ行ってくれたのですが、


なんと...

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満員御礼の大盛況!!

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プロデューサーの一人、ハヤマックスこと巴山将来(右)も、
なんかカッコ良い!!

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ドイツのお客さんの反応も凄く良かったらしくて、
本当に嬉しい報告となりました。
(続き)

森崎東監督。

松竹出身で東映やATGでも作品を残し、近年ではシマフィルムで『ニワトリはハダシだ』を撮った監督。
庶民を描き、「喜劇」でも「悲劇」でもない「怒劇」と評された森崎監督の世界は、人情と反権力に彩られた、無力な市井の人々の哀しさと底力がいっぱい詰まっています。特に『生まれかわった為五郎』『街の灯』『特出し ヒモ天国』の3本は僕の人生の中でも屈指に好きな作品で、いつか自分もこういう映画を撮りたいと本気で思っておりました。

ロビン西さんと森崎東監督。
勝手な思い込みですが、僕はもう運命のようなものを感じておりました(笑)

早速、ロビン西さんとお酒をご一緒しました。
一言で言うと、めちゃめちゃおもろいおっさん、でした(笑)
会った最初の瞬間から「口がオモロい事言おうとする形になってる人や」と思いました。そして終始、オモロな空気をかもしてはりました。
「ああ、ロビンさんと一緒に何かしたい!そりゃハヤマックス君がいつも話題にする訳やわ。」そう思ったのです。

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それと同時に、普段から「角川映画全盛期のようなアイドル映画が作りたい」というのが酔った時の口癖だった前田Pにも話を持って行きました。『ソウル・フラワー・トレイン』はアイドル映画とは全然違う題材ですが、ロビンさんにも相談して、映画オリジナルの若い女性キャラクターも大胆に取り入れました(笑)。もちろん、原作の世界の中でキャラクターを動かす事を楽しみながら、映画版のプロットを作りました。「映画は原作の良さを壊してる」と言われないように、そして映画の表現としての面白さを存分に出せるように、共同脚本の上原さんと何度も朝まで頭を捻りました。結果、脚本の半分は映画のオリジナルになりました。

完成した脚本に、ロビンさんから「染みるわぁ」と嬉しい言葉を貰った頃、主演の平田満さんが決まったのです。

平田満さん。

もう映画ファンならお気づきでしょうが、平田さんと言えば、森崎東監督の『生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言』の先生役が大好きで、僕はこの映画の最初の拉致シーンを毎年、自分の授業で学生に見せているほどです。その他でも神代辰己や深作欣二など僕の大好きな監督の作品で印象深い演技をされてる平田満さんに出て頂けるなんて、めちゃくちゃ光栄だと思いました。

そしてこの映画の為に出会った活きの良い女性キャスト達が揃いました。
真凛さん、咲世子さん、大谷澪さん、それぞれ面白い魅力を持った女優さんです。
そして上手くサポートしてくれた大和田健介さん、
ここぞと存在感を示してくださった駿河太郎さん、そして「ソウル・フラワー・トレイン」のヘンテコで魅力的な人々を演じてくれた芸達者な方々、
とにかく良い役者さんに恵まれました。

そしてまさかの少年ナイフが参加して下さいました。自分の映画の主題歌に流れるなんてテンション上がります。
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(写真:撮影にも参加して下さった少年ナイフの皆さんと、手前は立ち位置確認なのに目立ってるスタッフ

さらに昔からの盟友であるカメラの高木風太と録音の松野泉を筆頭に若くてタフなスタッフが集まり、
さぁいよいよクランク・インまでこぎつけられた訳です。

僕は思いました。
やっぱ映画作りは胸躍るし、めちゃくちゃ楽しいし、最高や!


しかし、現場は森崎東監督の映画『ロケーション』ばりにサバイバルな状況になるとは、誰も予想してませんでした(いや、ちょっと予想はしてたかも 笑)


という事で、現場の話はまた次回。


映画『ソウル・フラワー・トレイン』ホームページ

出演:
 平田満
 真凛  咲世子
 大和田健介 駿河太郎 大谷澪
 楠見薫  和田めぐみ  入矢麻衣
 浅野彰一 中村真利亜 清水かおり 山根千佳
 細川博司  安藤匡史  信國輝彦 小沢和之

音楽:
 少年ナイフ

公式ホームページ
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(写真:ロビン西さんと前田P)

前回の日記では、ALEWO企画を立ち上げようと思った理由のような事を書きました。
「漫画の映画化」という企画の中で自分の色を出してみる事に凄く興味を持ったのです。それまでの1〜2年間、あるインディーズ映画の企画の準備をしていたものの、なかなか実現に至らず、ちょうど新しいモチベーションを探していたのもあります。

でマックスマガジン(http://www.project-max.com/)をやってる友人のハヤマックス君に相談しました。
ハヤマックス君は凄い漫画好きで、漫画愛から多くの漫画家さんたちとイベントをやったり、インタビューしたり、企画を考えたりしてるなにかとお節介で面白い人です。
で、彼とお酒を飲み、「漫画原作で映画を撮るシリーズをやろう」という事になり、一番最初にお互いの頭に浮かんだのが同じ名前でした。

ロビン西さんでした。

ハヤマックス君は普段から飲むとロビン西さんの話題を必ず1回はするというファンでした。そして僕もリアルタイムで『ボエやん』を連載で読んでましたし、アニメ映画になった『MIND GAME』も好きでした。
「ロビン西さんの漫画ならノリノリでデタラメな世界の映画に挑めるぞ!」
そう思ってる僕に、ハヤマックス君が貸してくれたのが『ソウル・フラワー・トレイン』だったのです。

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恥ずかしながら未読だったその漫画は、大阪の下町を舞台にした、とても優しい物語でした。デタラメさよりも、丁寧に人の気持ちが描かれた叙情的な漫画でした。
それを読んで僕が頭に思い浮かべたのは
「ああ、まさかこんなにも早く、森崎東監督の世界に近づけるなんて思ってもみなかった!」という事でした(笑)

続く
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ALEWO企画第一弾映画で、
僕の久々の長編作品であり、
実質的な商業デビュー作品(今やインディーズも商業も線引きは無くなってますが便宜上の、)となるであろう、

劇映画『ソウル・フラワー・トレイン』。


事故も無く、風景撮りとダンスの撮影を残し、
クランクアップ致しました。


予算も守り(たぶん)、
スケジュールも守り(ほぼ)、
連日の雨に泣かされつつも(晴れた日は1日くらいだったかな...遠い目)、
キャストとスタッフの皆さんの強い協力があって(あまり寝かさずすみません...)、
事故もなく(トラブルは山盛り)、
多少の怒号は飛び交いましたが(そりゃ現場はそうだよ)、
終わってみればアっと言う間で遠い昔の事のようです。


なんと、もうあそこに戻りたくなっています。
とても魅力的な人たちと一緒に居たんだな、そう思います。


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この作品は、ロビン西さんの漫画を原作にしています。
と言っても、別に僕は企画を与えられ、雇われて監督になった訳ではありません。
僕もプロデューサーの1人みたいなもので、進んでこの映画を作りました。


AREWOを命名したのも、
この企画の発案者も、僕です。
そこに世代を超えた友人である前田さんとハヤマックス君を巻き込んで、プロデューサーをお願いしました。


ある日、こう思ったのです。
自主映画を撮り続けてて世界的に評価されるほど、自分は強固な作家性を持った監督ではない。どちらかと言えば、会社から与えられた娯楽映画の企画の中で、自分のカラーを出してこそ活きるタイプじゃないかと。


これ、別にネガティブな話じゃないですよ(笑)
自分をどう適材適所に置こうか、と客観的に考えての事です。
そもそも僕は、歴史に名を残す職人監督たちが好きなのです。


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で、
どうしよう?
そうだ、自分自身に娯楽映画のオファーをしてみよう。
プログラムピクチャーを意識して、映画を撮ってみよう。
そう思いました。


もちろんこれは僕の個人的なテーマでしかなく、
二人のプロデューサーにはそれぞれの思惑があります。
僕はお金を集めてくれたプロデューサー達に、
そして映画化を快諾してくれたロビン西さんに、
それぞれ責任を果たさなければなりません。
原作の人情喜劇というジャンルをキッチリ撮りつつ、自分のカラーも出し、観客も楽しませる。みんなが幸せ(笑)
それはワクワクするチャレンジだと思いました。


こういう映画の撮り方をした人を過去に1人知っています。
それは黒沢清監督です。
映画のタイトルは『地獄の警備員』。
いや、その時の黒沢さんが何を考えてたかは実際知りません(笑)
それにちょっと違うかも。ホラーというジャンルを撮るってテーマが黒沢さんにはあったし(笑)
まぁなんか「黒沢さんもそんな感じだったんじゃないの?」という思い込みですよ、僕の。ふふふ。



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で、
そんな事を考えて挑んだのだ、
とまず最初に書き記したかったのです。
作家性の話や、ストーリーのテーマや、映画のクオリティの話の前に。


これから編集作業に入ります。
公開は年内を予定していますが、その辺はプロデューサーにお任せします。


次に役者さんや現場の事を書こうと思います。


あ、大事な事を忘れちゃダメだ。

この作品に関わって下さったキャスト&スタッフ&関係者の皆さん、
応援して下さった皆さん、

本当にどうもありがとうございました!

大きな力を頂きました。



映画『ソウル・フラワー・トレイン』ホームページ

出演:
 平田 満
 真凛  咲世子
 大和田健介 駿河太郎 大谷澪
 楠見薫  和田めぐみ  入矢麻衣
 浅野彰一 中村真利亜 清水かおり 山根千佳
 細川博司  安藤匡史  信國輝彦 小沢和之

音楽:
 少年ナイフ

公式ホームページ