2012年9月アーカイブ

トークゲストにお呼ばれしました。 
濱本さんの作品は、日常に感じる小さいけれどずっと残るような心の痛みを、黙って隣に座って、いつまでも温い手のひらで優しく撫でていてくれるような、そんな作品 です。
お時間あればお越し下さい。  

【濱本敏治監督特集・Hamamoto Film Retrospective】



2012年10月6日(土)~10月19日(金)連日19:30より
十三シアターセブンにて公開。
「見て、聞いて、そばにいる」という一貫したテーマで撮られた4作品。


上映後のトークゲスト

10/10(水) JUN ■舞踏家・俳優・「salon de AMantTo 天人」オーナー   

10/11(木) 西尾孔志 ■映画監督  監督作品「ソウル フラワー トレイン」今冬劇場公開  

10/12(金) 今井慎太郎 ■俳優・演出家  劇団 『空間 悠々劇的』所属  濱本敏治監督作品「素晴らしい距離」出演  

10/13(土) 板倉義之 ■映画監督 【監督作品】  「にくめハレルヤ」「邪魔するな」  

10/14(日) 櫻井啓介 ■映画監督・映画装飾 【監督作品】  「パーコー麺出口、 オーギョーチー入口。」  「さよならダンボーイ」 【映画装飾】  「闇の子供たち」「バベル」「ロスト・イン・トランスレーション」  「エンター・ザ・ボイド」等  

10/17(水) 内藤隆嗣 ■映画監督 【監督作品】  「不灯港」  青春Hシリーズ「狼の生活」等  

10/18(木) 唐津正樹 ■映画監督 【監督作品】  「赤い束縛」  「ペデストリアンデッキの対話」※2012年11月神戸映像資料館にて公開  

10/19(金) 松野泉 ■映画監督・ミュージシャン 【監督作品】  「GOST OF YESTERDAY」等 【音楽】  「晴雄の帰省」
大阪市の施設に講師でお招き受けました。
「タイトルどうします?」と聞かれ、悪ノリでこんな題を付けました(笑)
でも、悪ノリじゃない話をします。
お越し下さい。
終わったら飲みましょう。

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芸創ゼミvol.56
 『入選する映画、落選する映画』



映画監督で、元・映画祭ディレクターでもある西尾孔志氏が、今、国内で多数ある映画祭に入選する映画とはどんな映画か?注目を集める映画はどんな映画か?考えるヒントをお話しします。



■日時:10月14日(日)17:30~19:00
(受付・開場は17:15~)

■講師:西尾孔志(映画監督)

■料金:1,000円

■HP:http://www.artcomplex.net/art-space/

■ご予約・お問い合わせ:大阪市立芸術創造館 
電話予約:06-6995-1066(受付時間:10時~22時)
【定員】30名(要予約)

■会場:芸術創造館演劇練習室大(3階)
地図http://www.artcomplex.net/art-space/map.html

雑誌『IN/SECTS』5号に
「いま大阪は燃えているか」という題で、
僕と劇団子供鉅人・座長の益山くんとの対談がガッツリ載ってます。




大阪発ローカル・カルチャーマガジン
『 IN/SECTS 』Vol.05

特集 " OSAKA VISION "

●吉本新喜劇のレボリューション、大阪のレボリューション
小籔千豊 ロングインタビュー

◉contents
・graf 服部滋樹に訊く、大阪ビジネス・フィロソフィー
・イラストレーター小田島等が愛でる、大阪の街の癖
・大阪市長は誰がいい? 勝手に誌上総選挙
・"大阪のおばちゃんになりたくない" 座談会
・シンガーソングライター前野健太が語る、ストリップのある街・十三
・大阪のおばちゃんの発想を今こそ都市に活かせ!
・日常編集家アサダワタル、大阪との新しい付き合い方
・いま大阪は燃えているか 映画監督 西尾孔志× 劇団子供鉅人 益山貴司 対談
・ニシワキタダシ(『かんさい絵ことば辞典』)さんと考える大阪弁2012
・コラム「わたしの大阪」姜 尚美/しまおまほ/トウヤマタケオ/南後由和/堀部篤史 

etc.

不定期ゲリラZINE 
SPOTTED701 VOL.20 
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【映画『PLAYBACK』とDJ三宅唱に寄せて】
三宅唱は、たまに映画も撮るが、たまにDJもする。らしい...

SPOTTED701に三宅唱監督『Playback』について寄稿しました。
840円で充実の内容なのでお買い得ですよ!
http://webshop701.shop-pro.jp/?pid=47179286
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マンスリー・ブリコメンド(2012年9月下旬)Add Star


【西尾孔志の今回のブリコメンド】

■劇団子供鉅人『幕末スープレックス
■インドネシア×日本 国際共同制作公演 北村明子『 To Belong -dialogue- 』
■KUNIO 10『更地』

理由はこちら
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▶平日1000円で映画が見られる会員 @天王寺アポロシネマ8 9/10〜
入会無料
▶劇団子供鉅人『幕末スープレックス』 @梅田HEP HALL 9/21~23
一般前売3,000円/当日3,500円
▶松見拓也/写真展 @galleryPARC 9/22〜10/7(月曜定休)
無料
▶『バルーンリレー』 @第七藝術劇場 9/22〜28
当日1,500円/月曜男性・水曜女性・金曜ペア1,000円
▶北村明子『 To Belong -dialogue- 』 @Art Theater dB 神戸 9/25
前売2,500円/当日2,800円
▶『くそガキの告白』 @第七藝術劇場 9/29〜
前売1,300円/当日1,500円/月曜男性・水曜女性・金曜ペア1,000円
▶KUNIO 10『更地』 @元・立誠小学校 9/27〜30
一般前売2,500円/当日3,000円

合計 10,000円

▼ 一万円を使う理由 ▼

●映画館に週1回以上通う僕は、今まで各劇場のサービスデーをこまめにチェックしてきた。告白すると、今まで僕のリストにシネマート心斎橋が多いのはサービスデーが多いからだ(笑)。しかし、もうカレンダーとニラメッコから解放される。天王寺のシネコン「アポロシネマ8」が始めた新しい会員制度は平日1,000円。環状線沿線だし、阿倍野に通う日々がやって来そう。
●大阪演劇界の異端児「子供鉅人」はアングラからポップカルチャーまで幅広い層にウケるたくましい劇団になって来た。満を持しての梅田HEP HALL公演。しかもチャンバラミュージカル? 子供鉅人流の「どエンタメ」をとことん味わい尽くせそう。京都演劇界のキーマンとなりつつある杉原邦生のプロジェクト「KUNIO」は10回目にして師匠の太田省吾の戯曲に挑む。これは凄い事になるに違いない。この先十年の京都の演劇の未来を変える可能性だってある。と、僕は期待している。
●コンタクトゴンゾのメンバーや犯罪ボーイズとして活躍する松見拓也の写真展がKYOTO EXPERIMENTの一環として無料で開催される。京都であれこれ観劇の合間に何度も通ってみたい。10/6(土)はパーティーもあるらしい。松見氏特製の薫製料理が楽しめると聞くと、そりゃ行くでしょう。
●黒沢清監督の映画『回路』を観た事がある人なら、暗闇から現れ、突然崩れ落ちる幽霊の恐ろしい動きに戦慄したと思う。その幽霊役こそ北村明子その人であり、今作はインドネシアのパフォーマーたちと時間をかけて作ったコンテンポラリーダンス作品だそうな。映像作家石川慶の参加など、感覚のエッジを刺激されまくりそう。
●最後に若手映画監督の作品を二つ。ポスターをかぶってサンドイッチマンになった鈴木監督自身の目撃情報がツイッターなどで話題となっている『くそガキの告白』は、東京で観た人によるとかなり衝撃のラストで必見だそうな。そして今僕が一番動向を気にしてる監督・藤村享平の劇場デビュー作は、ポスターを観るかぎり可愛らしい作品に見える。が、同時上映の前作『逆転のシンデレラ』は女の子の美醜にまつわる毒たっぷりの爆笑コメディで、すでに何度も観ているのだが、今作も毒が渦巻いているのだろうか?楽しみだ。 

アポロシネマ8 http://www.kin-ei.co.jp/
劇団子供鉅人 http://www.kodomokyojin.com/
松見拓也/写真展 http://www.galleryparc.com/exhibition/future/
『バルーンリレー』 http://www.nanagei.com/movie/data/649.html
北村明子 http://www.db-dancebox.org/04_sc/1209_kitamura/
『くそガキの告白』 http://www.nanagei.com/movie/data/624.html
KUNIO 10 http://www.kunio.me/kunio10/


QNICCで連載中http://qnicc.jp/column/2012/07/01-000000.php?page=11


『るろうに剣心』

おんもしろかったー!!!
新しい日本のアクション映画、始まったな〜!!!日本でヒーローコミックの映画化でここまでやれるんだね。ようやく韓国映画に追い付いて来たなぁ!!


さてさて...

もうずっと時代劇の世界では、勝新太郎亡き後に、素早くて魅せる立ち回りが出来る『身体能力』と『華』のある役者が居ないと言われてて、リアルで重厚な大作時代劇や人情ドラマ時代劇が多くなったのは、格好良いチャンバラが出来る役者の不在が大きな理由の一つだ。
分かりやすく喩えれば、集団サッカーは得意だが、個人技の長けた選手が不在なのだ、日本の時代劇は。
実際、1989年の松竹版映画『座頭市』(勝新太郎 監督・主演)の凄まじいアクション・シーンをマックスに、日本のアクション時代劇はもう20年以上もそこを超えていない、と思う。

例えば、渡辺謙はテレビ時代劇『御家人斬九郎』の活躍で、新しいアクション時代劇映画の登場を予感させたが、幸か不幸か、日本がやる前にハリウッドが渡辺謙を時代劇映画に起用してしまった。(もちろん今からでも渡辺謙主演の時代劇ヒーローは観たい!謙さんは殺陣が上手いのだ!)

徒花として興味深いのが、2003年の北村龍平監督『あずみ』。この作品は酷評されたし、実際ドラマの部分は酷かったと思うが、クライマックスのチャンバラシーンは勝の『座頭市』のラス殺陣を明らかに意識している設定で、個人的に胸が熱くなったのを覚えている。ああ、ここに同じ思いの人が居たか、と。

89年の悲劇(『座頭市』は撮影現場で殺陣師が事故で死亡。そのせいで公開は延期・縮小されたと記憶している)が、そのまま日本のアクション時代劇の悲劇になってしまった気がする。
例えば韓国映画を観ていて羨ましいのは、アイドル的な若い俳優でも、かなり激しいアクションシーンをこなしているなぁという事で、日本では勝新の事故以後、そこがずっとネックだったのではないだろうか。

さて『るろうに剣心』である。主演・佐藤健は予想を遥かに越えて頑張っている。アイドル俳優っぽさは抜け切れてないが(それは原作がそうなのかもしれない。普段と戦いの時のギャップがこのキャラの魅力だ。)正直、震えるほど殺陣は格好良かった。殺陣になると長い前髪で目が見えないのが良い。神秘性が生まれる事に成功している。だからアクションに説得力も生まれる。そして、海外仕込みの優秀なアクションスタッフが周囲をがっちり固めているのだろう。この映画の全ての立ち回りはハリウッド映画と見劣りしない、と言いたい。もちろん、この映画の予算と同規模のハリウッドや韓国映画と、と言う補足はつくが、それでも凄い進歩だ。
嬉しかったのは、海外仕込みであろうと、アクションがカンフー的な動きになっていなかった事。刀を使わない場面でも、佐藤健のアクションは合気道的なすり足によるアクションで、それは見せ方の上手さも含め見事と言う他ない。
そしてスピード。これは撮影技術によるものだが、ただ早いだけじゃなく、説得力を持たせる為の描写として使われている。PV的な早い動きのアクションシーンって、ウソっぽくなるのだが、この作品は動きの一つ一つに理由があって丁寧に撮られているので、キャラ達の身体能力の高さへの説得力に繋がっている。
刀同士の戦いは、この説得力が大切で、僕は北野武版『座頭市』のラス殺陣の、浅野忠信の脳内説明シーンは、確かに説得力が出るが、説明じゃなく描写のアイデアで見せて欲しかった。
その点、勝新太郎は天才的なアイデアマンで、前出の『座頭市』では、立ち回りの中に短い1カットだけ逆回転ショットを使って座頭市のバランス感覚の鋭さを見せたり、居合抜きの斬れ味を演技のスピードだけでなく、柱に人間の鼻が張り付いてズルズル垂れ落ちる1カットや、人を斬る勢いでその横の柱まで真っ二つに斬ってしまうカット、ワザと同じカットを二回繰り返して刀さばきの速さを表すカット等を、チャンバラシーンの中にさりげなく挟み込んでくるので、何度もハッとさせられる。
『るろうに剣心』に、そういうハッタリの面白さまで加わったら、もう本当に僕にとって夢の時代劇となる。

あと、佐藤健から吉川晃司、武井咲の父から佐藤健へ、それぞれ受け継がれていくアイテムが運命へと連なっていく、って物語に弱い俺!たまらんかった。

あぁ、自分は今は低予算の駆け出しの監督で、撮影規模も技術も及ばないが、10年後には最前線に居たい、そう久々に思わせてくれる娯楽時代劇でした。

感謝。





京都太秦のUZUで
シナリオ勉強会を開催。

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参加者が20人も集まり、なかなかの活気だった。皆さんに感謝!

某有名シナリオ賞を取った作品を徹底的に研究し、
最後にチームに分かれてスピンオフ企画を発表して貰った。
主宰の僕もかなりの手応え。
またやりたい!てかやる!
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マンスリー・ブリコメンド(2012年9月前半)Add Star


【今回のブリコメンド】
■バンタムクラスステージ『ルルドの森』
■北京蝶々『都道府県パズル』
■dracom『弱法師』
■contact Gonzo『Abstract Life《世界の仕組み/肉体の条件》』
■男肉 du soleil『団長のビバリーヒルズコップ』

藤原ちから/プルサーマル・フジコさんのブリコラQのコラムに参加しました。
続きはこちらからご覧下さい。

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▶アニス&ラカンカ レコ発ライブ @神戸旧グッゲンハイム邸(9/1)、京都アバンギルド(2)、大阪epok(3) 9/1〜3
1,500〜2,800円(会場による)
▶dracom『弱法師』 @京都芸術センター 9/7〜9
前売2,500円/当日2,800円
▶北京蝶々『都道府県パズル』 @芸術創造館 9/8〜10
前売2,500円/当日2,800円
▶contact Gonzoサウンド・パフォーマンス 『Abstract Life《世界の仕組み/肉体の条件》』 @伊丹AI・HALL 9/13〜16
前売1,500円/当日1,800円
▶男肉du Soleil 『団長のビバリーヒルズコップ』 @in→dependent theatre 1st 9/14〜17
前売一般2,500円/男肉飛び散る席2,000円/絶対安全席3,000円
当日一般2,900円
▶映画『ヴァンパイア』 @梅田ガーデンシネマ 9/15〜
1,800円/水曜1,000円
▶映画『I'M FLASH』 @シネ・リーブル梅田、TOHOシネマズなんば、シネ・リーブル神戸、京都シネマ 9/1〜
1,800円/劇場により各種割引あり

合計 12,000円

▼ 一万円を使う理由 ▼

●mmm(ミーマイモー)と埋火の見汐麻衣。二人の女性シンガーソングライターが「ニュージャージー出身のデュオ姉妹だったら」という「ごっこ遊び」的に組んだアニス&ラカンカ。と言ってもレベルの高い大人の遊び。アダルトな夜を楽しむ三都物語ツアー。
●観たかったのに未だ観ていない二つの劇団、dracomと北京蝶々。物語中心の「ドラマティック・カンパニー」として大芸で発足しながら、実験演劇へと傾倒していったdracom。カオス理論由来の劇団名を持ち、近未来テクノロジーを描く劇団として早大で発足し、物語へと傾倒し続ける北京蝶々。どちらも先端の感覚を刺激されるに違いない。
●不良の肉体=contact Gonzo、オタクの肉体=男肉du Soleil(オニクドソレイユ)。関西で活躍する真逆なパフォーマンス・アーツの両雄を、なんとハシゴできるという事実に気づいて悶絶!!
●岩井俊二と豊田利晃。90年代後半からゼロ年代前半までのJ-POPの興隆期と重なるように人気のピークを迎えた二人の映画監督。実際その作品は、YEN TOWN BANDやTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTらの音と共に思い出される。いま同じタイミングで作家としての第二期に入った二人の監督の円熟の仕事を観たい。 

アニス&ラカンカ http://aniss-lacanca.blogspot.jp/
dracom  http://dracom-pag.org/
北京蝶々 http://pekinchocho.com/
contact Gonzo  http://contactgonzo.blogspot.jp/
男肉du Soleil http://oniku-du-soleil.boy.jp/
ヴァンパイア http://vampire-web.com/jp/index.html
I'M FLASH  http://www.imflash-movie.com/

連載はカルチャーサイト「QNICC」にて 他のライターのリストも面白いので是非。 http://qnicc.jp/column/2012/07/01-000000.php?page=10