西尾孔志

20120312 その1 劇映画『ソウル・フラワー・トレイン』

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ALEWO企画第一弾映画で、
僕の久々の長編作品であり、
実質的な商業デビュー作品(今やインディーズも商業も線引きは無くなってますが便宜上の、)となるであろう、

劇映画『ソウル・フラワー・トレイン』。


事故も無く、風景撮りとダンスの撮影を残し、
クランクアップ致しました。


予算も守り(たぶん)、
スケジュールも守り(ほぼ)、
連日の雨に泣かされつつも(晴れた日は1日くらいだったかな...遠い目)、
キャストとスタッフの皆さんの強い協力があって(あまり寝かさずすみません...)、
事故もなく(トラブルは山盛り)、
多少の怒号は飛び交いましたが(そりゃ現場はそうだよ)、
終わってみればアっと言う間で遠い昔の事のようです。


なんと、もうあそこに戻りたくなっています。
とても魅力的な人たちと一緒に居たんだな、そう思います。


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この作品は、ロビン西さんの漫画を原作にしています。
と言っても、別に僕は企画を与えられ、雇われて監督になった訳ではありません。
僕もプロデューサーの1人みたいなもので、進んでこの映画を作りました。


AREWOを命名したのも、
この企画の発案者も、僕です。
そこに世代を超えた友人である前田さんとハヤマックス君を巻き込んで、プロデューサーをお願いしました。


ある日、こう思ったのです。
自主映画を撮り続けてて世界的に評価されるほど、自分は強固な作家性を持った監督ではない。どちらかと言えば、会社から与えられた娯楽映画の企画の中で、自分のカラーを出してこそ活きるタイプじゃないかと。


これ、別にネガティブな話じゃないですよ(笑)
自分をどう適材適所に置こうか、と客観的に考えての事です。
そもそも僕は、歴史に名を残す職人監督たちが好きなのです。


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で、
どうしよう?
そうだ、自分自身に娯楽映画のオファーをしてみよう。
プログラムピクチャーを意識して、映画を撮ってみよう。
そう思いました。


もちろんこれは僕の個人的なテーマでしかなく、
二人のプロデューサーにはそれぞれの思惑があります。
僕はお金を集めてくれたプロデューサー達に、
そして映画化を快諾してくれたロビン西さんに、
それぞれ責任を果たさなければなりません。
原作の人情喜劇というジャンルをキッチリ撮りつつ、自分のカラーも出し、観客も楽しませる。みんなが幸せ(笑)
それはワクワクするチャレンジだと思いました。


こういう映画の撮り方をした人を過去に1人知っています。
それは黒沢清監督です。
映画のタイトルは『地獄の警備員』。
いや、その時の黒沢さんが何を考えてたかは実際知りません(笑)
それにちょっと違うかも。ホラーというジャンルを撮るってテーマが黒沢さんにはあったし(笑)
まぁなんか「黒沢さんもそんな感じだったんじゃないの?」という思い込みですよ、僕の。ふふふ。



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で、
そんな事を考えて挑んだのだ、
とまず最初に書き記したかったのです。
作家性の話や、ストーリーのテーマや、映画のクオリティの話の前に。


これから編集作業に入ります。
公開は年内を予定していますが、その辺はプロデューサーにお任せします。


次に役者さんや現場の事を書こうと思います。


あ、大事な事を忘れちゃダメだ。

この作品に関わって下さったキャスト&スタッフ&関係者の皆さん、
応援して下さった皆さん、

本当にどうもありがとうございました!

大きな力を頂きました。



映画『ソウル・フラワー・トレイン』ホームページ

出演:
 平田 満
 真凛  咲世子
 大和田健介 駿河太郎 大谷澪
 楠見薫  和田めぐみ  入矢麻衣
 浅野彰一 中村真利亜 清水かおり 山根千佳
 細川博司  安藤匡史  信國輝彦 小沢和之

音楽:
 少年ナイフ

公式ホームページ


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