WKTK=我らがキネマを取り戻す試み
記録として書き記す。多少の記憶の抜けはあるかもしれない。
京都造形芸術大学の映画学科の生徒を集めて
【wktk(読み:ワクテカ)】という上映イベントを、
2010年1月13日〜2011年6月4日までの約1年半の間に6回やった。
キッカケは、もちろん僕が【CO2】や【ZUGABE!】という映画祭や上映イベントをやっていた事もあったのだが、
2008年に京都造形芸術大学の学生たちから持ちかけられ、一緒に企画した
【森崎東の愛と冒険】という映画祭が大きい。
未だソフト化されてない
『生まれかわった為五郎』と
『喜劇 特出しヒモ天国』を上映し、ゲストに森崎東監督はもちろん、女優の緑魔子さんと社会派フリーライターの赤木智弘さんを招き、記憶に残る熱い上映会となった。
その翌年、僕は京都造形芸術大学で講師をする事となる。
そして森崎映画祭を企画した映画好きの生徒たちの、その後輩たちと、《小さいけどゲリラ的で、映画と映画好きを揺さぶるような、そんな熱い上映会》をして行こう、
そうやって【wktk=我らがキネマを取り戻す試み】は始められた。
最初のリーダーは工藤(現4回生)、2代目リーダーは坂井(現3回生)で、現在はリーダーが不在のまま、休止中である。
メンバーは現4回生で伊藤高志作品の企画をした川崎、現3回生が藤原、河津、並河、益田、そして後半の要になる斗内、現2回生が若井と坂西の計10人のチーム。
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vol.1 テーマ「SEX & DRUG」
上映:
『LINE』小谷忠典
『イボイボ』いまおかしんじ
『デメキング』いまおかしんじ
『雲の上』富田克也
『国道20号線』富田克也
トークゲスト:小谷忠典
いまおかしんじ
ライブ:松野泉
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vol.2 テーマ「鍋」
上映:
ミック博士の選ぶレアな映像&映画(書けないくらいとても貴重なもの!)
鍋:キムチ鍋
ゲスト:ミック博士
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vol.3 テーマ「伊藤高志=宇宙人説」
上映:
『SPACY』
『THE MOON』
『ZONE』
『ギ装置M』全て伊藤高志
上映形式:天井と2本の柱とスクリーンの4面マルチ上映+爆音
パフォーマンス:wktk河津(人間スクリーン)
トークゲスト:伊藤高志
ライブ:kezzardrix
hakobune
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vol.4 テーマ「wktk inバクト大阪」
上映:
『SPACY』
『THE MOON』
『THUNDER』
『GLIM』
『悪魔の回路図』全て伊藤高志
上映形式:異色のロックフェス『バクト大阪』の会場内で、天井とスクリーンへの2面上映+爆音。また、客席とスクリーンの真ん中に金魚の泳ぐ3mくらいのプールを作って、チルアウトルームとした。
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vol.5 テーマ「18禁と8ミリ」
上映:
1日目
『聖テロリズム』山本政志
『狂わせたいの』石橋義正
『わくわく不倫講座』平野勝之
『ザ・ストリッパー 堕ちて藍』監督:山崎哲 撮影:篠田昇
2日目
『人間らっこ対かっぱ』平野勝之
『砂山銀座』平野勝之
『愛の街角2丁目3番地』平野勝之
『にじ』鈴木卓爾
『街灯奇想の夜』鈴木卓爾
『きゅうそくかいおん』鈴木卓爾
トークゲスト:川上譲治(ストリップ演出家)
早乙女宏美(ストリッパー)
鈴木卓爾
平野勝之
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vol.6 テーマ「ヤマカン、大いに語る」
上映:
『怨念戦隊ルサンチマン』監督:山本寛
トークゲスト:山本寛
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その他、CAMP GALLERYと感覚基地と組んで
【session】という上映イベントも何度かした。
京都という地方の小さな上映会にしては、凄いメンツが並んでいる。
wktkに参加した学生たちは、大学の外でのイベントという事もあって、かなり厳しい事も言ったし、しんどい事もあったと思う。
黒字の回もあったし、赤字の回もあった。
でも振り返ってみて、その成果を実感してくれたら嬉しい。
さて、現在は休止中である。
理由は新世代がwktkに入って来ていないからだ。
誰か再始動を担う新しい学生はいないだろうか?
京都の学生上映会で、ここまで過激な団体は、
今、そんなにないと思うのだが?
求む、学生。